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実績紹介

保有資産総計1,000億円超えの中国人たちに聞く!“特別扱い”を求める中国富裕層「おもてなし」の再定義が課題

2025.03.14

株式会社行楽ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役:袁静)は、訪日インバウンド支援サービスなどを展開しているOnedot株式会社と協力し、中国人富裕層を対象とした独自調査「富裕層訪日調査」を実施しました(調査実施時期:2025年1月21日~24日)。

この調査は、中華圏の富裕層コミュニティを運営する弊社のネットワークを活かし、保有資産20億円を超える中国人富裕層を対象としており、57名への聴取を元に、総計1,000億円超の資産を持つサンプル群となっています。

調査結果からは、メディカルツーリズムに繋がる高い健康・医療サービスの体験率、VIP体験や言語サービスへのニーズ、デジタル化が進んだ中国と比べての予約やサービス体験への不満など、「富裕層ならでは」の傾向が見えています。

特に「普段中国で体験しているような特別扱いがない」といった意識が強く、この数年で急激に進化した中国都市部のサービスと比較されてしまい、不満が残るまま帰国してしまう富裕層もいることがうかがえ、時代の変化に合わせた顧客対応の在り方も示唆する内容となっています。

一方で、富裕層ほど地方都市の訪問率も高く、地方誘客が大きなテーマとなるこれからのインバウンド市場において、チャンスが大きく広がっており、日本でのVIP向けサービスを期待する顧客に対して、「おもてなし」の中身を再定義して最適なサービスを提供できるかが、今後の課題になるかもしれません。

中国人富裕層に人気の都道府県は?

訪日旅行で困ったことは「言葉」「二次交通」「現金社会」

ホテルは施設より「サービス(言語やVIP対応)」に不満

7割が「日本のレストランの予約に不満」

「日本での健康診断」は3割以上が利用!

日本の美容/医療は「予約が取りづらい」「日本語ONLY」

「露天風呂付客室」、「特別文化体験」に興味!

富裕層の「訪日体験」欲求KEYWORD

上海を中心とした富裕層が拠点を置いている都市のサービスレベルは、この数年で急激に進化しており、「日本の文化に馴染もうとする」というより、「どこであっても自分が快適な状態でいたい(その上で文化を楽しみたい)」という意識や行動が強くなっています。

今後は、富裕層が訪れたい地方都市においても、この目線を持っておくことで可能性が広がると考えられ、今回の調査は、高付加価値旅行者の課題解決に大きなビジネスチャンスが存在することを示唆しています。

行楽ジャパンは、中華圏富裕層コミュニティ「行楽エリートクラブ」の運営等を通じ、富裕層に驚きと感動を与える旅行体験などの提供を通じて、訪日インバウンド支援を行います。

また、今回ご協力いただきました、Onedot株式会社は、インバウンド戦略策定から、旅マエ・旅ナカのマーケティング、予約・決済機能を備えたアプリサービスの開発等を積極的に支援されています。
Onedot株式会社(URL: https://onedot-inc.com/

【調査設計詳細】
■ 調査手法
インターネット調査
■ 調査対象
行楽ジャパンモニター(独自コミュニティ”行楽エリート”メンバー)
※保有資産20億~30億以上
※主として日本への興味関心が強く資産・所得が高い中華圏主要都市在住者
■ 対象者数
57名
■ 実査期間
2025年1月21日(火)~ 2025年1月24日(金)

◆会社概要

社名:株式会社行楽ジャパン Kouraku Japan Co.,Ltd.

所在地:

  • 東京本社 東京都港区新橋6-13-9 REGRARD SHIMBASHI 2階
  • 上海オフィス 中国上海市華山路1520弄121号U-CUBE M208室
  • シンガポールオフィス 111 somerset road, 06-13 Singapore 238164

代表取締役:袁静

設立:2015年9月(2007年6月 上海オフィス設立)

事業内容:

  • 中華圏富裕層向けコミュニティ運営事業
  • 中国向けプロモーション事業