地域金融機関と連携し、中華圏投資家向け企業視察ツアーを開催
2023.12.28
株式会社行楽ジャパンは地域金融機関と連携し、中国上海より日本と関わりがあり、多分野に投資の実績がある投資家4名を誘致し、静岡県内のシニアケア施設や酒蔵などを訪れる2泊3日の企業視察ツアーを2023年11月に実施いたしました。
中華圏富裕層コミュニティ「行楽エリートクラブ」を運営する行楽ジャパンが、地域金融機関と連携し視察旅行を企画しました。本視察は、コロナ後の新たな訪日ニーズに合わせ、中国人富裕層に日本の地方の魅力を感じるディープな体験をしていただくとともに、地方への新たなビジネスの視点を築くきっかけを作りました。今回の参加者は、4名とも日本にビジネスパートナーを持つ投資家で、東京や大阪を中心に複数回日本訪れたことはありますが、うち3名にとっては初めての静岡でした。今回の企画で、静岡の観光地としての魅力、そして投資先としてのポテンシャルを大いに感じたとのことです。早速12月に友人たちと今回宿泊の温泉旅館に再訪する女性投資家もいました。
今回二日間宿泊する温泉旅館としてご案内したのは、全室露天、半露天風呂付で、今年リニューアルオープンした修善寺に位置する、離れ旅館「鬼の栖」でした。伊豆の海鮮を活かした会席料理に全員が舌鼓を打ち、大満足の様子でした。また大浴場文化に少し苦手意識のある中国人富裕層にとって、露天風呂付客室で温泉にゆっくり入れるのはとても嬉しいとのことでした。ちょうど紅葉シーズンでしたが、観光客の喧騒を気にすることなく、ゆっくりと渓流の音や岸辺の紅葉に癒される時間が最高とも仰っていました。
行程初日には静岡の有名企業「ヤマハマリーナ」が販売しているクルーザーを見学し、静岡でのクルーザーの楽しみ方などの説明を受けていただきました。実際に中国海南島でクルーザーをお持ちの参加者と、中国と日本の保有コストや楽しみ方の違いなど、説明を受けながら意見交換を行いました。
また、中国では長期間の一人っ子政策の影響で少子高齢化が進んでおり、将来的には超高齢社会に突入する見通しです。今回伊豆方面に位置する温泉介護付き有料老人ホーム「スカイテラス伊東」を見学し、代表の大川社長とも対談を行い、日本式の介護のきめ細やかさに触れました。
その他、一行は酒蔵の見学や税理士法人による勉強会等に参加した後、帰路につきました。
行楽ジャパンは今後も、富裕層マーケティングのリーディングカンパニーとして、中華圏富裕層に提供する日本での体験価値を高め、地域資源を最大限に引き出すことで、地域の持続的発展に大いに寄与してまいります。
また、地域金融機関とのパートナーシップを通じて、観光分野あるいは、地元の経済的な課題に対応するためのイノベーションを推進していく所存です。